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Column
植栽知識
<外構・造園>
緑によって暮らしに彩りを!
~植栽のお手入れ方法・植物図鑑紹介~
暮らしの中に
植物があることのメリット
外構作りをしていく中で一番重要なことはなんでしょうか?
それは「空間をどう使うか」を考えて設計することです。
実は空間をデザインしていく上では、植栽が非常に役に立ちます。
植栽は住宅の雰囲気を良くしたり、目隠しとしても使えますし、生きているからこそ一定の空間にとどまらずに様々な形へと変化し、年数を重ねる事に家全体をデザインしてくれます。
多くのメリットがある植栽ですが、もちろんデメリットもあります。
それは植物が生き物であるため、水やりや枯れたりしたときなどのお手入れが必要になることです。
そこで今回は、植物のお手入れの仕方について、
植物ごとの特徴も解説しながら説明していきたいと思います。
植物のメンテナンス方法
植物は適切な管理を行うことで春に青々とした葉をつけ、綺麗な花や実を付けます。
メンテナンスといっても、生活の負担になるほど面倒をみる必要はありません。
普段に生活の中で最低限必要なメンテナンスを上手に行いましょう。
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水やりの仕方
植物は根から水分を吸収し、葉から水分を放出しています。
吸収より蒸散の方が上回ると葉が萎縮して落葉してしまいます。
そのため、植物がバランスを保てるように水やりをすることが必要です。 -
水の量は夏は多く、冬は少なく
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植栽後
草花は2週間、樹木は1か月定期的に水を与えます。
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夏場の水やり
毎日、春秋は2日から3日置きにたっぷりと
朝方は午前9時までに、夕方は午後5時移行に行ってください。
日中に水やりをするとあげた水が気温の上昇でお湯となり根腐れの原因となります。 -
冬場の水やり
冬場、植物は最低限の水しか吸収しなくなります。
植栽直後は定期的に日中行い、固定された晴天が続いた時に水やりをします。
気温が下がる夕方に与えると水気を含んだ土の温度が冷えて凍結してしまい、根腐れの原因となる場合があります。
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植物の種類と分類
植物には、それぞれさまざまな特性をもち、多種多様な品種と種類があります。
一般には園芸的な分類がされ、草花・樹木それぞれについて分けられます。
今回は、ガーデンで使われる植栽を用途別に分類して簡単に説明していきます。
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グランドカバー
(使用植物)
芝、ヒメイワダレソウ等 -
下草
(使用植物)
ローズマリー、ミント等のハーブ類など -
低木
(使用植物)
アオキ、アベリアなど -
中木
(使用植物)
シルバープリペッド、マサキなど -
ツル性植物
(使用植物)
ヘデラなど -
高木
(使用植物)
シマトネリコ、ソヨゴなど
最後に
いかがでしょうか。
植栽といっても育て方や種類は色々ありますし、それぞれに対してちゃんと知識を身に着けておけば簡単に育てることができます。
ぜひ、暮らしの中に緑を入れることを検討してみてください。
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